教えて!住まいの豆知識

プロ職人からの『住まいのワンポイントアドバイス』 Vol.1 ♪
◆大工(川津大工)
☆ 柱に軽い傷が付いた時は、カット綿等に熱いお湯をかけ、それを柱に当てておくと目立たなくなる時があります。
★ 古い釘を抜き取る時に錆がこびり付いている場合、かなづちで釘の頭をたたくと錆が落ち、軽く抜ける事もあります。
◆大工(石原大工)
☆ 木ねじが締まりにくい時は、ねじの先に石鹸を少しつけてから締めれば締まりやすいです。
◆左官屋(石坂左官)
★ 土間をモルタル補修する場合は、必ずほこり等を掃除してから接着剤か水で湿らせて、セメント:砂(1:2.5)位で塗ってください。
壁の場合は市販の調合モルタルを買って(建材屋かホームセンター等)塗って下さい。
その他ヒビ割れ等は、コーキングが便利です
◆設計屋(寺内建築事務所)
☆ 人も年齢を重ねると点検で「人間ドック」をうけ、思わぬ傷病を見つける事があります。家も同じで簡単なリフォームや耐震診断をする事による今後の継持保全につながります。
◆建具屋(ヒカリ建装)
★ 最近建具には大きなガラスを入れたり、障子及び襖にも変化が出ています。大きなガラスを入れるのを「ポリカ」とか「アクリル」に変えるのが多く(安全性) 障子紙も襖にも本来の「鳥の子紙」や「ナイロン入り」の張り替えが目立ちます。(破れにくい) 老齢化時代に入り“危険性”を考えるのでしょう、建具自体も軽くなるし使いやすくなるのです。いつでもご相談下さればハイと答えます。
◆サッシ屋(タニグチ)
☆ サッシの障子が重たい時は敷居をきれいに掃除した後に、サッシレールにシリコンスプレーを塗布し、雑巾で空ぶきを何回かくり返すとある程度障子が軽くなります。
◆ペンキ屋(勝江塗装店)
★ 室内のニス塗装のポイント
ニスのみの塗装は、物の汚れを取り、キズをパーパー掛けできれいにしてからニスを塗ってください。
色付の物(色が落ちてはげている物)は、まずキズを軽くペーパー掛けして、元の色に合った色を付けて、その後ニスを塗ってください。
ニスは薄めて(薄め過ぎ位がベスト)2回以上塗ってください。
洗濯前にひと手間かけてよごれ落とし♪
ベランダガーデニングの注意点
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新築マンションのなかには、バルコニーの奥行きを広げてスロップシンクを設けるなど、ガーデニングができるようなプランもあります。 室内に観葉植物を置く程度に限られていたマンションでも、ガーデニングの楽しみが広がってきました。 マンションのバルコニーを利用することを「ベランダガーデニング」ともいいますが、いくつかの点に注意しなければいけません。 第1:バルコニーは共用部分だという点。通常、所有者以外は利用しないが、火災など万一のときの避難通路になっています。いざというときは、隣のバルコニーとの境にある隔て板を破ったり、避難ハッチをつたって下階へおりて逃げます。 そのため、避難通路を塞ぐような棚や大型のコンテナなどは原則として設置できません。管理規約や使用細則に使用法などが出ているはずです。 第2:水やりや薬剤の散布のときは、隣や下の階に迷惑がかからないようにする点。また、落ち葉を排水口などにつまらせないように手入れも忘れないことが重要です。 |
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収納の設置場所のポイント
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収納は、容量さえあればいいというものではありません。 屋根裏まで持ち上げた物を、そうそう取り出せはしないだろうし、積み重なった品々の奥に追いやられた物は、結局死蔵することになります。 収納のポイントは、物の使用頻度と使う場所・しまう場所との関係にあります。毎日使う物は、それを使う場所ですぐに取り出せ、しまえなければいつまでも片づきません。 キッチンキャビネットやカップボード、クロゼット、靴箱など、部屋の用途に合わせ、各所に設けるべき収納があります。これを「分散収納」と呼びます。一方、季節もの、来客時しか使わない物などは、どこかにまとめてしまっておいてもよいでしょう。これには小屋裏収納や納戸がおすすめで、 「集中収納」といいます。 分散収納をバランスよく配し、集中収納で補うのがプランの基本です。 さらに、その収納が、しまう物の大きさに合っていて出し入れしやすいとよいでしょう。 小さなものを大きな場所に入れると重なりやすく非効率的です。 引き出し式など、造作にも工夫が必要です。 |
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お風呂好きの日本人におすすめ
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お風呂好きの日本人には、浴室は単に身体を清潔にするだけの場所ではなく、くつろぎの空間と考える人が多いです。
それにはまず、浴室の広さが問題になります。 のんびり湯船につかるには浴槽の大きさがポイントですが、これは浴室の広さ次第になってしまいます。 ■親子で背中を流し合うには、洗い場にも余裕がほしい。 ■快適な入浴のためには、窓や換気設備も重要。 ■窓は湿気を追い出すだけでなく、外光を採り入れて明るさや開放感の演出にも。 ほか、機能面では、給湯機の能力が十分でシャワーをたっぷり使えること、水栓金具の操作がしやすいことなども大切です。 また、浴室はとくに安全性の配慮が求められます。ユニットバスも、出入口の段差を解消や、手すりの設置など、バリアフリー化がすすんでいます。好みや予算次第ではマッサージや塩素除去などの機能付きシャワーヘッドや、ジェット噴流浴槽、24時間風呂やミストサウナ、浴室テレビなど、多種多様な付加機器も検討できます。 |
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今後ともどうぞよろしくお願いいたします。


